神戸の平屋新築
【庭と暮らす家】
施主と伯母さま
女性二人暮らし

青空に映える真っ赤な外壁の平屋。
神戸市北区の閑静な住宅街にあるお家です。
ご両親から引き継いだ思い出の沢山ある土地に、伯母と二人で暮らす快適な住宅。
外構はこれからですが、駐車場一台と、先々を考慮してスロープが作れる敷地的なゆとりを残してあります。
オーニングテントは直射光を遮断して、建物への熱負荷を防ぐだけでなく、外観を彩るアクセントとしてもとても効果的です。

ご両親とのたくさんの思い出が詰まったお庭の緑。
春には桜が咲いて、夏から秋口にかけては百日紅(さるすべり)がピンクのお花を咲かせます。秋には真っ赤な紅葉も見られるそうです。
お施主さまが子供の頃から共に年月を重ねてきたこのお庭を、これからも大切に愛でながら暮らしを育んでいく。そんな建築を目指しました。

東に面したお庭には、午前中は明るい日差しが差し込み、午後には程よい日陰となります。
また、お庭の向こうは下り傾斜となっていて、建物もない為に窓にはカーテンさえ不要な好条件です。
ただいまと同時に緑が見えて、キッチンからも、LDからも、寝室からもいつもお庭を感じながら暮らすことが出来るようになっています。

快適な住宅の根幹を支える大切な設備です。
廊下の天井にひっそりと組み込まれた機械は「全館空調」です。これ一台で建物内の空調をすべてまかなっています。
撮影時は7月の終わり。外気は30度を優に超えていますが、エアコン設定24度で、室内気温は21度前後を程度をキープしています。
建物の断熱と気密をしっかりと作り込むことで、エアコン機械の負担は激減し、高い省エネ性能にもつながります。
建設会社:ショーナヒュース株式会社