寝屋川の家新築
【都会の真ん中で喧騒を忘れる家】
建築場所は駅近くの密集地。
景観や解放感が取りにくい分、内側空間を充実させることで、都会の喧騒を遮断した癒しの空間が完成しました。
全館空調と全館換気を組み込んで、大都会の真ん中でも快適で健康的な室内環境が実現します。

外壁に漆喰をあしらった上品な外観。横引のコテ模様が味わい深く目を引きます。
深い色合いの赤いポストと玄関ドアがアクセントになって、可愛らしい彩りを添えています。

わんちゃんを愛するご家族。
瓦の棟部にはさりげなく肉球のデザインがあしらわれていて、わんちゃんを家族として大事に思う気持ちが表れています。

玄関先には散歩から帰ってすぐに足を洗えるように、流しを設えました。

段差がなく、怪我の心配がない安全な玄関。
センサーライトで荷物を持って帰ってきてもドアを開けた瞬間に照明がつきます。

玄関を入ると大容量の収納。
少しくぼんだ奥にあるのは階段下の収納で、扉の面材を揃えることでデザインの統一性を計りました。

今回は2階にLDKを持っていくことで、屋根傾斜を利用した天井の高い斜天空間を生み出し、密集した住宅地の中でもくつろげるように空間の中に採光を取り入れる工夫をしました。

テレビボードには間接照明を仕込み、背面に厚みの違うアカシアの無垢板を貼ることで、立体感を浮きだたせています。下部のテレビボードを浮かせているのは、省スペースの建築を広く見せるための工夫です。

LDKの一角には、畳コーナーをつくり、寝転んだりできるくつろぎのスペースを設けました。畳はヘリ無し半畳でモダンに。流行りの薄畳ではなく厚みも確保して、畳の素材感を感じられる重厚感があります。段差部には傾斜見切りを造作して、躓かないようにしました。

階段の入り口にはわんちゃんが落ちてしまわないように、簡単に開閉できる柵を造作しました。既成品の工業製品感を出さずに、インテリアにしっかりと馴染んでいます。

階段下に仕込んだトイレは、落ち着く色合いの塗装で仕上げました。シンプルなブラケット照明が生み出す陰影が、おこもり感のある空間を作っています。

寝室は用途を踏まえて、落ち着きを持てるようなブルーグレーの塗装で仕上げています。白い建具や家具が空間を引き締めていて、天井からぶら下げている真鍮製の物干しバーがアクセントとして映えます。

玄関ポーチのセンサーライトが仕事終わりの帰宅時に優しくお出迎え。
カスミ硝子が映し出す光の揺らめきが、白い外壁に投射して美しい模様を描き出します。
建設会社:ショーナヒュース株式会社